2003年にドイツビルシュタイン本社よりその技術力の功績により日本の正規公認ビルシュタインサービスセンター(BSC)に指定されました。
正規アフターマーケット用ビルシュタイン、および自動車メーカー純正ビルシュタインの
オーバーホール、チューニング、新型車、およびモータースポーツ活動のサポートを行っています。
エナペタルとビルシュタインの関係について
元世界ラリー選手権『WRC』のメカニックで日本人として初めてドイツビルシュタイン本社にてダンパーチューニングを学んだ近藤努が帰国後の1984年に日本で設立したBILSTEIN専門のショックアブソーバーメーカー。
エナペタル(ENNEPETAL)という社名の由来はビルシュタイン本社のある都市名。
受注生産性
ビルシュタイン社の高性能、高品質部品を使用しビルシュタイン本社直伝のチューニングノウハウを用い個々のユーザーに合わせて一本一本ハンドメイド製作する方法を取っています。かつての名車の走りを蘇らせたり、オーバーホールやセッティング変更も可能で、いつまでも最高の乗り心地と操作性を追求できます。
オーダーメイド対応
500種類以上あるといわれる減衰プレート(ワッシャー)をどう組み合わせるかによりセッティングを自由自在に変えることが可能なのがビルシュタイン。その中から最も有効なワッシャーを選択し、理想の減衰力を発生させます。エナペタルでは過去に蓄積された膨大なデータとセッティングスキルでユーザーの要望に合わせて最適な減衰力特性を導き出します。
ショックアブソーバー(ダンパー)の種類
①純正形状ショックアブソーバー(ダンパー)
エナペタルの純正形状ショックアブソーバー(ダンパー)は、純正スプリングと純正アッパーマウントの使用を前提として作製します。ローダウンスプリングにも対応します。純正ショックアブソーバーの現物加工や下取りが必要な車種もあります。コイルオーバー式(写真中央)はCリング式になっています。
②ネジ式車高調ショックアブソーバー(ダンパー)
純正スプリングやローダウンスプリングを使わずに、車高を調整する方法としてネジ式車高調があります。スプリングの選択肢が多く、サーキット走行(ミニサーキット含む)される方等に多く使われています。ショックアブソーバー(ダンパー)本体にネジがあるので、ミリ単位で調整が可能です。
③全長調整式車高調ショックアブソーバー(ダンパー)
スプリングのプリロードやショックアブソーバー(ダンパー)のストロークはそのままで下部のブラケットを動かすことで車高を変化させることが出来ます。モータースポーツのシーンでセット長を変えずに、前後の車高バランスを整えたり、コーナーウエイトを取るのに便利です。また、スプリング変更時、車高を変えずにプリロードをかけすぎたり、遊ばせたりせずに車高調整をする場合に便利です。
減衰力について
①固定式
エナペタルでは運転スタイルに適したセッティングで作製しています。ドライバーの求めるニーズに合わせてセッティングを決め、リクエストにも柔軟に対応します。好みや使用用途が変わった場合でもセッティング変更も可能です。
②調整式
<E-12エナペタルオリジナル減衰力調整式>
車の使用用途や好みにあった減衰力ポジションを探ることが出来、時には天候や路面状況での微調整にも役立ちます。E-12は伸び側と縮み側が同時に変化します。
<BILSTEIN MDS e-spec Racing damper>
※弊社では取扱いを終了しております。
セッティングについて
エナペタルではセッティングについて重要視していることは「お車の使用用途は何か」ということです。乗り味は人により好みもあり、走行シーン、タイヤの選択、スプリングの選択等、様々な要素が関係しています。長年積み重ねてきたデータと経験からドライバーのニーズを汲み取って的確にお応えします。一般走行(街乗り) ユーザーからモータースポーツユーザーまでそれぞれの走行状況に応じて最適な足回りセッティングを行っており、直接エンジニアと話し合う事も可能です。
タイヤの選択
タイヤは車の走りを大きく左右する重要な要素の1つです。各メーカー多種多様なタイヤをラインアップしています。タイヤの性能やサイズの好みは、人それぞれ異なります。タイヤのブランド名、サイズを選択し教えてください。
スプリングの選択
スプリングは同じレート、長さでもメーカーによってフィーリングが違います。スプリングの選択はショックアブソーバー(ダンパー)の作製にあたって、非常に大きな影響力があります。各メーカーの特色をお車の使用用途と照らし合わせて選んでください。同じ車種でもドライバーの走り方、好みによって選択するバネレートも違ってきます。迷った時は、ご相談ください。